「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会
運営委員代表 薗部友良
運営委員一同


「すべての希望するこどもたちにワクチンを!!」

 このたびのデモ行進の目的と意義を理解して、「VPDを知って子どもを守ろう。」の会は心から支援致します。

 世界から大きく遅れた日本の予防接種制度のために、これまでも、また現在も多くの子どもがVPD(ワクチンで防げる病気)によって命と健康を損ねております。子どもは家族と国の宝で、日本の未来です。防げる命と健康を防がないことは、これほどもったいないことはなく、また悲しいものはありません。
このことは以前から指摘されておりましたが、この数年、国内の多くの人々の活動により、多少ですが改善傾向にあります。しかし本来は、一日も早く他の先進国同様に予防接種制度を根本的に整えるべきであり、経済格差・情報格差などにより防げるはずの病気での犠牲者を出さないようにすべきです。
 そのためには、まず、予防接種推進を国の基本的方針として明確に打ち出すことです。また、良い予防接種制度をつくるに当たっては、厚生労働省だけでなく多くの専門家や学会との話し合いの制度(日本版ACIP:予防接種諮問委員会)を設立することが大切です。
 これらは、今から準備をすれば一部のワクチンに関しては、来年度早々から「すべての子どもたちに無料接種」が実施可能と思われます。残りのワクチンも国が方針を明らかにすれば順次生産体制も整うものです。
 これ以上日本の子どもを無駄に見殺しにしない早期の政策決定及び実施を求めます。



細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」副代表の武内一(佛教大学社会福祉学部/耳原総合病院小児科)


 現在、ヒブ(Hib)ワクチンとPCV_7は子宮頸がん等ワクチン接種事業が実施されていますが、自治体間格差があり、個人負担がない自治体から2つのワクチンの合計で1万8千円もの自己負担をさせる自治体まであります。
 現状でも接種率の低迷が気掛かりです(単年度予算なので執行できないものは次年度に持ち越せない)。そして、来年度以降、定期接種化はもちろん現状維持されるのかも、不透明なままです。日本に生まれた同じ子どもなのに、市町村の財政状況でワクチン費用が大きく違うというのは大きな問題です。
 すべての子どもが平等に接種できれば、細菌性髄膜炎はほとんどなくすことができ、夜中の熱にも慌てない子育てができます。来年度は、髄膜炎から子どもたちを守る二つのワクチン接種をすべての子どもが無償でうけられるよう、政府の決断が求めていきましょう!!


細部千晴(細部小児科クリニック院長)

 ワクチンの目的はVPD(ワクチンで防げる病気)から子どもたちを確実に守ることです。 接種したいと思っているうちに守れるはずの命や健康が取り返しのつかない状況になってしまわないように、 地域の差なく貧富の差なく希望するすべての子どもたちにワクチンを接種できる体制が必要です。 公費助成もあったりなかったり、打ち切られるかもしれなかったりと毎年変わり、医療現場は混乱させられています。 かかりつけ医で接種したいけど公費助成が受けられないからと、また世界標準のワクチンを接種できないからと 遠い所まで接種しにいく現状を放置できません。
 子どもの命を守るのは大人の責任です。 小児科医の仕事です。子どもを大切にしない国は亡びます。
 みなさん一緒に行動を起こしましょう。



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